日本におけるLIBOR後継金利の現状と課題 | Bloomberg Professional Services
Webinar

日本におけるLIBOR後継金利の現状と課題

英金融行為監督機構(FCA)は3月5日、一部を除くLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の算出・公表を21年末で終えると発表しました。日本の市中協議では「TONA ファースト」、米国では「SOFR ファースト」が推奨されており、デリバティブ市場でのOISだけでなく、ローンや債券に対しても後ぎめ金利対応の緊急性と必要性が増しています。

こうした現状を踏まえ、ブルームバーグでは「LIBOR Day:日本におけるLIBOR後継金利の現状と課題」と題したウェビナーを開催いたします。

本ウェビナーでは、市場の第一人者の皆さまから、年末に控えるLIBOR停止に向けた取り組みと現状、いまだ残る課題について解説いただきます。またブルームバーグからは、後ぎめ金利商品の未収収益や利払金額計算、リスク管理についての紹介およびLIBOR廃止後の各金利データについて紹介いたします。

ご多忙とは存じますが、ぜひご視聴下さいますようご案内申し上げます。

プログラム
(記載時刻は目安のため、若干前後する場合がございます。予めご了承ください。)

16:00 - 
開会のご挨拶

16:01 - 16:20
「LIBOR移行および後継金利の現状と課題」
ゆうちょ銀行 執行役員
市川 達夫 氏

16:20 - 16:35
「デリバティブ市場におけるLIBOR移行対応」
ISDA 東京事務所長
森田 智子 氏

16:35 - 16:50
「LCH SwapClear におけるLIBOR指標性喪失への対応」
LCHリミテッド 日本代表
今西 寛 氏

16:50 - 17:10
「企業財務に於ける後決めの活用」
三菱商事株式会社 財務部次長 資金チームリーダー
堀内 一 氏

17:10 - 17:20
「ブルームバーグでの後ぎめ金利商品のソリューションについて」
ブルームバーグL.P.  金利指標プロジェクト デリバティブ担当
佐藤 秀樹

17:20 - 17:30
「LIBOR廃止後の後継金利データソリューションについて」
ブルームバーグL.P.  時価・規制スペシャリスト
柳井 健佑

Speakers

市川 達夫 氏

執行役員

ゆうちょ銀行

2016年より現職のゆうちょ銀行に執行役員総合クオンツ室長。市場部門のあらゆる定量分析(アセットアロケーション、フロントリスク管理等)および市場システムの企画・開発を担当。前職のモルガン・スタンレーMUFG証券では、債券ストラテジストを長年務めた後、債券部共同本部長や債券トレーディング本部長を務める。その他、外資系証券ではチーフ債券ストラテジストとして、イールドカーブ分析に基づいた投資戦略やALM・ポートフォリオ戦略を提案。

森田 智子 氏

東京事務所長

ISDA

2004年よりISDA東京事務所長として、店頭デリバティブ規制に関する監督当局との対話、コラテラルや CSA 等の実務に係るベストプラクティスの策定、デリバティブのリスク管理水準の高度化に向けた議論の推進などに従事。

今西 寛 氏

日本代表

LCHリミテッド

2020年4月よりLCH日本代表として、サービス全般を統括するとともに、本邦金融機関との関係構築に従事。 野村證券、オーストラリア・コモンウェルス銀行にて、主に外国債券営業、キャピタルマーケッツ部門を経て、現職前はOTCデリバティブのポスト・トレードサービスを提供するトライオプティマ社にて、アジア・パシフィックCEO、およびCMEオプティマイゼージョン部門エグゼクティブ・ディレクターを務めた。

堀内 一 氏

財務部次長 資金チームリーダー

三菱商事株式会社

2001年三菱商事入社。入社以来、財務、経理、投融資案件の審査等に従事。シンガポール駐在を経てアジア諸国の金融規制等にも精通。19年7月から現職。

佐藤 秀樹

ESG・規制担当

ブルームバーグL.P.

2007年より金利および証券化商品を東京オフィスで担当。機能紹介のほか、住宅金融支援機構MBSのブルームバーグ期限前返済モデル(BPM)開発や機能開発等に携わる。 現在はESG債および各種規制に対するソリューション提供も行う。

柳井 健佑

時価・規制スペシャリスト

ブルームバーグL.P.

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