2025年の経済パラダイム:マクロと産業の視点から探る日本の未来
年央の株価変動を乗り越え、日経平均株価は昨年末より高い水準で2024年を終えました。今年は、米国の金利引き下げペース、新トランプ政権における関税動向や地政学的リスクの変化、日本の金利引き上げに伴う資本コスト上昇など、事業環境の変化要因が複雑にからみあい、マクロ経済の日本企業への影響も大きいことが予想されます。
本セミナーでは、2025年の日本経済および日本銀行の政策について、ブルームバーグ・エコノミクスの日本担当主席エコノミストが最新の展望をお伝えします。またブルームバーグ・インテリジェンスの各担当アナリストからは、金融、自動車、テクノロジー、機械・工業各セクターの2025年事業環境見通しや、日本のESGトレンド、昨今の東証のガバナンス方針、企業が直面するであろう課題について共有いたします。
ぜひご視聴いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 取り上げるテーマ:
- マクロ経済:金融政策の見通し~日銀の利上げシグナルを読む
- 金融:中長期の収益構造変化につながる2025金融サービス業界展望
- 自動車:業界再編のうねりと通商政策の激変に揉まれる日本の自動車業界
- テクノロジー:生成AIの波に乗れない日系企業、脱日本を問われる1年に
- 機械:工場自動化、建機・農機、航空・防衛事業の2025見通しと米関税影響
- ESG:ジェンダーとGX、関連規制と政策を分析
Speakers
木村 太郎
日本担当主席エコノミスト
ブルームバーグ・エコノミクス
2023年5月よりブルームバーグ・エコノミクスにて日本経済の分析を統括。ブルームバーグ入社以前は、日本銀行でエコノミストとして金融政策決定会合や展望レポートに向けた日本および世界経済の分析を担当したほか、為替市場のモニタリングにも従事。慶應義塾大学経済学部卒、ハーバード大学ケネディ行政大学院において修士号を取得。
伴 英康
金融サービスセクター担当 シニアアナリスト
ブルームバーグ・インテリジェンス
2024年1月にBloombergに入社。日本の銀行、証券、その他金融セクターを担当するシニアアナリスト。現日本のメガ・バンクグループ傘下の銀行を経て、モルガン・スタンレーMUFG証券、メリルリンチ日本証券、ジェフリーズ証券等でセクターアナリスト、投資銀行バンカーとして一貫して金融サービス業界を担当。東京大学経済学部卒、ウォートンスクールでMBAを取得。
吉田 達生
自動車セクター担当 シニアアナリスト
ブルームバーグ・インテリジェンス
日本の自動車セクターを担当するシニアアナリスト。日産自動車に16年間勤務し、商品企画、北米事業、アライアンス戦略等を担当。ルノーとの提携締結を終えて退社し、証券アナリストに転じる。欧米系証券会社を中心に一貫して自動車セクターを担当し、日経ヴェリタス誌とInstitutional Investors誌でトップアナリストにランクされる。2019年にBloomberg に着任。東京大学経済学部卒、UCLAでMBAを取得、(公社)自動車技術会 正会員。
若杉 政寛
テクノロジーセクター担当 シニアアナリスト
ブルームバーグ・インテリジェンス
半導体、電子部品、民生電機セクターの調査・分析を担当する。ブルームバーグ入社以前はBNPパリバ証券、ジェフリーズ証券でセルサイドアナリストとしてテクノロジーセクターの調査業務に従事した。それ以前は、アライアンス・バーンスタインで、バイサイドアナリスト、ポートフォリオマネージャー業務に携わった。早稲田大学理工学部卒、早稲田大学大学院にて修士号(工学)を取得。
北浦 岳志
機械セクター担当 シニアアナリスト
ブルームバーグ・インテリジェンス
2020年2月にBloombergに入社。ブルームバーグ・インテリジェンスでアジア機械セクターを担当。日産自動車においてエンジニアとして軽合金開発に携わった後、ドイツ証券で機械・トラックセクターアナリストとして11年勤務。東京工業大学工学部金属工学科卒、東京大学工学部マテリアル工学専攻修士課程修了。
本間 靖健
日本担当ESGアナリスト
ブルームバーグ・インテリジェンス
JBICとJICAにて新興国向け(中央アジア、トルコ、アフリカ等)円借款業務に従事した後、2015年にBloomberg入社、ブルームバーグ・インテリジェンス金融セクター担当アソシエイト等を経て現職。ESG関連ETF、GPIF採用ESG指数、コーポレート・ガバナンス、サステナブル債等、幅広くESGに関するテーマをリサーチしている。一橋大学経営管理研究科博士課程修了(Ph.D. in Finance)