バーゼル3:最終規則施行に向けた金融機関の課題と対応
ご承知のとおり、昨年9月末、金融庁より国際的な銀行の自己資本比率規制(バーゼル3)における信用リスク、CVAリスクおよびマーケットリスクに係る告示の一部改正の公表がございました。その後もスケジュールの変更等あり、金融機関の皆さまにおかれましては、今後も早期の対応が必要になってくるトピックの一つかと存じます。
このような潮流を踏まえ、EY新日本有限責任監査法人様および三井住友フィナンシャルグループ様からゲストスピーカーをお迎えし、バーゼル3最終規則施行に向けての金融機関の取り組みと現状、課題についてご講演いただきます。またブルームバーグからは、市場リスク、信用リスク、XVAリスクに特化したソリューションをご紹介いたします。
皆さまのご登録を心よりお待ち申し上げております。
プログラム
(記載時刻は目安のため、若干前後する場合がございます。予めご了承ください。)
16:00 -16:05
開会のご挨拶
16:05 - 17:00
「バーゼル3最終化の概要と論点」
EY新日本有限責任監査法人 アソシエイトパートナー
神﨑 有吾 氏
EY新日本有限責任監査法人 シニアマネージャー
中山 健一 氏
17:00 - 17:15
「市場リスク、信用リスク、XVAリスクソリューション紹介」
ブルームバーグL.P. セルサイドリスクソリューションズ
山岸 宏平
17:15 - 17:30
「SMFG:Bloomberg MARSを活用したFRTB-SAおよびIRRBB効率化」
三井住友フィナンシャルグループ リスク統括部リスク情報室 上席室長代理
槇 祥吾 氏
17:30 - 17:35
閉会のご挨拶
Speakers
神﨑 有吾 氏
アソシエイトパートナー
EY新日本有限責任監査法人
1999年以降、格付機関にて信用格付モデルの開発に従事、2003年以降は大手監査法人でバーゼル規制対応、信用リスクモデル開発や監査業務、IFRS対応支援に従事、2009年~2011年は、金融庁監督局総務課バーゼル推進室(現健全性基準室)に出向。2015年4月に新日本有限責任監査法人入所後は、会計監査業務やリスク管理やERMに係るコンサルティング業務に従事。国内外のバーゼル規制関連のプロジェクトを50以上経験。
中山 健一 氏
シニアマネージャー
EY新日本有限責任監査法人
2007年新日本監査法人入所、入所後は、メガバンク・地銀の会計監査等に従事、2017年~19年 金融庁健全性基準室に出向、自己資本規制(主にCVAリスク、マーケットリスク)の策定・承認等を担当。現在は、バーゼル規制、リスク管理高度化および新会計基準対応などに関する金融機関向けアドバイザリー業務を担当。
槇 祥吾 氏
リスク統括部リスク情報室 上席室長代理
三井住友フィナンシャルグループ
2014年SMFGに入社(SMBC兼務)。リスク統括部にて、市場リスク管理企画、定量モデル開発・検証、FRTB/IRRBB等新規制対応、LIBOR廃止対応を担当。規制対応ではビジネスオーナーとしてシステム開発プロジェクトを通じた計測態勢整備を推進。前職は邦銀系運用会社にて、リスク管理・プロダクト開発に従事。
山岸 宏平
リスク担当スペシャリスト
ブルームバーグ
2021年より現職にて各種リスク管理、担保管理、金融規制対応ソリューションを担当。前職では、証券会社にてトレーディングや資本市場関連業務に従事し、金融パッケージベンダーにてフロント・ミドルオフィスシステムのプリセールスや導入に携わる。