バーゼルIII最終化に伴う金融機関での課題と今後の対応:FRTB・マーケットリスク相当額の計測
自己資本比率規制におけるバーゼルIIIの最終化に伴い、このたびブルームバーグでは、マーケットリスク計測に関する現状の課題およびソリューションについて解説するウェビナーを開催いたします。
ご承知の通り、本年3月末から、国際統一基準金融機関、内部モデルを採用する国内基準金融機関、および早期適用を希望する金融機関に対して、自己資本比率規制(バーゼルIII)が適用開始となりました。2025年3月には、内部モデルを採用しない国内基準金融機関および最終指定親会社も、最終化適用の対象となります。
本規制適用開始に伴い、マーケットリスク相当額の計測手法の変更や不算入特例の見直しにより、新たな対応が必要となるケースが増えています。特に、本規制では不算入特例に外国為替リスクが一定額未満という新たな要件が加わり、各金融機関は保有ポジションの状況に応じて、今後の継続的なモニタリングや追加対応が求められることが予想されます。また地方銀行様において、将来的なFRTB対応の検討を開始された事例も見受けられます。
こうした背景を踏まえ、本ウェビナーでは、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社の尾方哲郎氏をお迎えし、バーゼルIIIマーケットリスク計測に関する本邦金融機関の対応状況および規則最終化後の計算手法の変更に向けた取り組み、将来の対応と課題についてご講演いただきます。さらに、ブルームバーグ・リスクソリューション担当より、不算入特例計算、FRTB標準的手法計算とモニタリング、および市場リスク計算分析ソリューションをご紹介いたします。
皆さまのご登録を心よりお待ちしております。
ご承知の通り、本年3月末から、国際統一基準金融機関、内部モデルを採用する国内基準金融機関、および早期適用を希望する金融機関に対して、自己資本比率規制(バーゼルIII)が適用開始となりました。2025年3月には、内部モデルを採用しない国内基準金融機関および最終指定親会社も、最終化適用の対象となります。
本規制適用開始に伴い、マーケットリスク相当額の計測手法の変更や不算入特例の見直しにより、新たな対応が必要となるケースが増えています。特に、本規制では不算入特例に外国為替リスクが一定額未満という新たな要件が加わり、各金融機関は保有ポジションの状況に応じて、今後の継続的なモニタリングや追加対応が求められることが予想されます。また地方銀行様において、将来的なFRTB対応の検討を開始された事例も見受けられます。
こうした背景を踏まえ、本ウェビナーでは、デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社の尾方哲郎氏をお迎えし、バーゼルIIIマーケットリスク計測に関する本邦金融機関の対応状況および規則最終化後の計算手法の変更に向けた取り組み、将来の対応と課題についてご講演いただきます。さらに、ブルームバーグ・リスクソリューション担当より、不算入特例計算、FRTB標準的手法計算とモニタリング、および市場リスク計算分析ソリューションをご紹介いたします。
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Speakers
尾方 哲郎氏
金融サービス シニアマネジャー
デロイト トーマツ リスクアドバイザリー合同会社
銀行・証券の金融機関でのリスク管理の実務経験を経て、現在デロイト・トーマツにて、主に市場リスク関連プロジェクトの企画・運営・推進を担当している。これまで手掛けた主な市場リスク関連の制度対応プロジェクトは、LIBOR移行関連、当初証拠金規制関連、SA-CCR関連、CVA関連、店頭デリバティブに係る取引報告情報蓄関連、IRRBB関連、FRTB規制対応関連プロジェクトなど多数。
山岸 宏平
リスクセールス担当
ブルームバーグ
2021年より現職にて各種リスク管理、担保管理、金融規制対応ソリューションを担当。前職では、証券会社にてトレーディングや資本市場関連業務に従事し、金融パッケージベンダーにてフロント・ミドルオフィスシステムのプリセールスや導入に携わる。