経団連による”インパクト指標例”の解説 ~持続的な企業価値の向上を目指して~
経団連では、6月、「“インパクト指標”を活用し、パーパス起点の対話を促進する~企業と投資家によるサステイナブルな資本主義の実践~」とする提言をまとめました。この中で、ブルームバーグのESGデータが「企業と投資家の取り組みが社会にもたらす恩恵を促進し、画期的な建設的対話の実現において参照されるべき代表例」としてとりあげられています。
本ウェビナーでは日本経済団体連合会様(経団連)の全面的なバックアップを得て、経団連副会長をはじめとするゲストスピーカーの皆さまに、基調講演の他、本提言について詳細を解説していただきます。また大和ハウス工業株式会社様ならびにゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社様にそれぞれ企業と運用家の視点からご講演いただく他、ブルームバーグからも関連データのご紹介並びにインパクト投資とファイナンスに関して解説させていただきます。
ご多用の折恐縮ではございますが、ぜひご登録いただき、業界の注目トピック「インパクト指標」について、最新情報を入手下さいますようご案内申し上げます。
※なお、本ウェビナーへの報道関係者の登録はご遠慮いただいております。
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※記載している各セッションの開始時間はおよその目安です。
16:00 -
「サステイナブルな資本主義の実践 」
日本経済団体連合会(経団連)副会長/金融・資本市場委員会委員長
三井住友フィナンシャルグループ 執行役社長
太田 純 氏
16:03 –
「インパクト指標を活用し、パーパス起点の対話を促進する」
日本経済団体連合会(経団連)建設的対話促進ワーキング・グループ座長
第一生命ホールディングス 経営企画ユニット/第一生命保険 運用企画部 フェロー
銭谷 美幸 氏
16:13 –
「“インパクト指標“活用上の課題」
日本経済団体連合会(経団連) ソーシャル・コミュニケーション本部長
正木 義久 氏
16:23 –
「 大和ハウスグループの創り出したい社会と私たちの役割~インパクト指標の活用に向けて~ 」
大和ハウス工業株式会社 IR室 IRグループ長
関 沙織 氏
16:35 –
「 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントの環境インパクト投資 」
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
スチュワードシップ責任推進部アジア統括 マネージング・ディレクター
クリス・ビルバーン 氏
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
クライアント・ポートフォリオマネージャー ヴァイス・プレジデント
阿比野 郁子 氏
16:45 –
「ブルームバーグのサステナビリティ関連データとソリューションのご紹介」
ブルームバーグ L.P. ESGデータ・スペシャリスト
髙松 公彦
17:05 –
「環境インパクト投資とソーシャルファイナンスの現状及び見通し」
ブルームバーグNEF
日本・韓国営業部長 兼アジア太平洋サステナビリティ営業統括
マーヴィン・ゴ
17:20 –
閉会のご挨拶
ブルームバーグ L.P. 日本統括責任者
ノーマン・L・トゥエイボーム
Speakers
太田 純 氏
日本経済団体連合会(経団連) 副会長 / 金融・資本市場委員会委員長
三井住友フィナンシャルグループ 執行役社長
1982年京都大学法学部卒業後、住友銀行(現三井住友銀行)入行。2006年ストラクチャードファイナンス営業部長、執行役員、常務執行役員、取締役専務執行役員などを経て、15年三井住友フィナンシャルグループ取締役。17年取締役兼副社長執行役員として、広報部、企画部、財務部、グループ事業部、ITイノベーション推進部、決済企画部を担当。19年取締役執行役社長グループCEOに就任(現職)。20年から経団連副会長、金融・資本市場委員会委員長を務める。
銭谷 美幸 氏
日本経済団体連合会(経団連)建設的対話促進ワーキング・グループ座長
第一生命ホールディングス 経営企画ユニット/第一生命保険 運用企画部 フェロー
第一生命保有資産の約38兆全体へのESGインテグレーションを推進すると共に第一生命ホールディングスにおけるグローバルサステナビリティの推進。2013年第一生命に入社後、人事部D&I推進室長、責任投資推進室長等を経て現在。第一生命入社前は、外資系運用会社、上場企業財務担当役員,地銀副頭取、PE投資先社外取締役等を歴任。 また、経済産業省、環境省、金融庁、外務省のWG等委員歴任。経団連「建設的対話促進ワーキング・グループ」座長(現任)、GSG国内諮問委員会委員(現任)、連合総研「ESG-S指標に関する調査研究委員会」委員(現任)、VRF(SASB フレームワーク)IAG/APAC共同議長(現任)ほか。
正木 義久 氏
ソーシャル・コミュニケーション本部長
日本経済団体連合会(経団連)
1992年、経団連事務局に入局。経団連総務本部長・管理本部長、労働政策本部長等を経て2020年4月より現職。2013年、社会保険労務士登録(2015年より特定社会保険労務士)。2022年、キャリアコンサルタント登録。著書に「商法改正による新しい株式制度Q&A」(共著)等。公職は、金融庁ESG評価・データ提供機関等に係る専門分科会メンバー等。
関 沙織 氏
IR室 IRグループ長
大和ハウス工業株式会社
2001年に大和ハウス工業株式会社に入社。その後、人事部、秘書室、財務部を経て、2008年にIR室の発足に伴い異動。CFO秘書を兼任しながらIR業務に従事。2015年から統合報告書制作を担当。現在はIR室IRグループ長として投資家との建設的な対話に取り組む。
クリス・ビルバーン 氏
スチュワードシップ責任推進部アジア統括 マネージング・ディレクター
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント 株式会社
2007年にゴールドマン・サックス証券に入社。グローバル投資調査部門にて、ESG調査チームであるGS SUSTAINの東京における責任者を務めた後、2020年ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社においてスチュワードシップ責任推進部アジア統括に就任。アジア・パシフィック地域におけるエンゲージメント等スチュワードシップ活動を統括する。
阿比野 郁子 氏
クライアント・ポートフォリオマネージャー ヴァイス・プレジデント
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント 株式会社
2009年にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式運用部へ配属、クライアント・ポートフォリオ・マネジャーとしてファンダメンタル株式運用戦略の顧客への提案や運用報告を担当。それ以前はゴールドマン・サックス証券投資調査部、監査法人トーマツに勤務。2006年青山学院大学国際政治経済学部卒業。在学中に米ワシントン大学に留学。米国公認会計士。
ノーマン・L・トゥエイボーム
日本統括責任者
ブルームバーグ
2021年より日本における代表者として日本全域の営業推進、サービスの実装、顧客サービスなど営業戦略全体を指揮する。 現職以前は、バイサイド・エンタープライズ営業部門アジア統括責任者を担当し、アジア太平洋地域のバイサイド向け戦略、推進、クライアントサービスに従事する。シンガポールを拠点とし、ブルームバーグのポートフォリオやインデックスビジネスにおいて、地域戦略や事業開発を監督し、アジア太平洋地域20カ国以上のメンバーで構成されるチームを率いた。このチームでは、アセットオーナー、資産運用会社、グローバルバンク、地方銀行などの金融機関に対してサービスを提供し、インデックスやポートフォリオ分析のニーズに応えた。 ブルームバーグによるバークレイズ、リスク・アナリティクス・アンド・インデックス・ソリューションズ(BRAIS)の買収により、2016年にブルームバーグ入社。BRAISでは、債券ベンチマークやストラテジーのインデックス、ポートフォリオ分析、リスクとアトリビューションモデル、ポートフォリオ構築ツールなど、市場を代表するプロバイダーとしての指揮を執った。 大学卒業後リーマン・ブラザーズに入社し、広く使われている債券ベンチマークやストラテジーインデックスの発展に従事し、ニューヨーク、東京、香港で勤務した。 ニューヨークのペース大学にて、経済学と統計学を専攻。学士号取得。
髙松 公彦
ESGデータ・スペシャリスト
ブルームバーグ
ブルームバーグのグローバル・データ部にて、日本市場におけるESGデータおよびブルームバーグESG開示スコアの更新、ESG関連機能の開発に従事。ESGをテーマとしたマーケット分析記事(Function For the Market)の執筆やESG関連ニュースのデータ提供なども行う。また、ESG関連イベントのスピーカーや、大学での講演、政府勉強会のメンバーなども務める。近年では、ESG投資におけるエンゲージメントの高まりから、TCFD、SASB、SDGs関連のデータ拡充や分析機能の開発に努めている。 慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、ペンシルベニア大学大学院にて環境学修士号を取得。コンサルティング会社でエネルギー市場の分析に携わった後、現職。
マーヴィン・ゴ
日本・韓国営業部長 兼 アジア太平洋サステナビリティ営業統括
ブルームバーグNEF
日本・韓国市場の営業部長、及びアジア太平洋(APAC) 地域のサステナビリティ営業統括。脱炭素化への移行を目指す、自動車、電力、ガス、電機、金融等のあらゆる業界の顧客との関係性を構築。また、アジア太平洋地域のサステナビリティに関する営業戦略も立案し、先導。ブルームバーグNEF入社以前は、アジアや欧州の都市政府と協業し、10年以上スマートグリッドやスマートシティ案件を手掛ける。 アテネオ・デ・マニラ大学にて物理学の学士号(優等学位)、及びコンピューター・エンジニアリングの学士号を取得。同大学で物理及びエネルギー市場の講師の経験も持つ。